はんすぷらいふ

はんどすぷりんぐしながら進む、わたしの毎日◎ 保育士から異業種へ転職した経験/目的を掴むための人生の歩みについて綴っています☆°

保育士暴行ニュースから考える保育園の実態

朝から悲しいニュースを目にしました。 

 

園児を殴ってけがを負わせたとして、福岡県警は21日、同県宗像市の私立認可保育所「日の里西保育園」の副園長清原こづえ容疑者(40)(福岡市中央区白金1)を傷害容疑で逮捕した。宗像市には2016年度以降、清原容疑者に暴力を受けたなどの苦情・相談が計11件寄せられ、県と市が指導していた。同園では職員の退職も相次いでおり、県警は園の運営実態を調べている。

 

出典:

「保育園」副園長、園児の顔殴った疑いで逮捕…以前から暴力の苦情 : 国内 : ニュース : 読売新聞オンライン

 

 

恐い思いをし、心や体に傷を負ったお子さんのことを思うといたたまれない気持ちでいっぱいです。

 

しかし、その気持ちと同時に、もっと早く、容疑者となってしまった先生を救うことができなかったのか。

現場の保育園を救うことができなかったのか、という悲しさと悔しさもこみ上げてきます。

     f:id:hansplife:20191024214058p:plain

      https://www.linustock.com/

 

 

過酷な保育現場

過去に私は保育士という仕事がどれほど素晴らしく、世界に欠かすことができない職業かということもご紹介しました。

www.hansplife.work

こちらの記事でもお伝えした通り、子どもの命を預かり、健やかな成長発達を促す働きかけをする保育士という仕事は本当に大変です。

 

誰でもできるような仕事に思われたり、簡単な仕事と認識されている現状も多々あります。

しかし、子どもの発達を促すためにどういったことが必要か、という知識の勉強を終わることなく毎日行います。

 

ブラックな業界と言われることも増えていますが、世間からは想像できないぐらい保育士さんたちは本当に大変です

 

期待がもたらす結果

現在、子ども達の能力を伸ばすため、保育園の生活に大きな関心と期待が寄せられています。

 

将棋界で注目されている、天才棋士藤井聡太七段

彼が注目されたと同時に、幼少期にモンテッソーリ教育を受けたという事柄にもスポットが当たりましたね。

 

このように、幼少期の教育や生活現場がのちの子どもの人生に大きな影響を与えるということが広く認識されていることは、元保育士の私も喜ばしいことです。

 

しかし、こういった世間の期待に応えるべく、保育現場は日々進化しています。

 

その結果、先生たちは追いつめられることにもなります

 

今回のニュースで取り上げられた保育園も、体育・音楽・英語・茶道…などたくさんのことに力を入れていたそうです。

 

取り組むとしたからには、成果を求められます。

また、子どもの成長はそれぞれ大きく違いがあるにも関わらず、同じような成果を求められることもあるでしょう。

 

限られた時間の中でこういったことをこなす中で、先生たちの心が崩れていってしまったのではないか、とも思います。

 

何のための保育園か

私はこの保育園を擁護しませんし、許すこともできません。

 

それは、何の罪もない子どもに手を上げることは犯罪であり、保育のプロとして絶対にしてはいけないことだからです。

 

でも、もっと早く助けることができなかったのか。

過去に何度も苦情や相談が入った、と言われていますが、もっと早く第三者機関が介入できなかったのか。

 

保育現場を野放しとしている行政の状況があるのではないか、とも考えてしまいます。

 

保育園は、家で子どもを見ることができない家庭を支え、健康安全に生活を送ることが第一のはずです。

その中で、子どもの有意義で貴重な時間をより良いものとするため、様々な取り組みが行われるものだと思います。

 

手を取り合おう

子どもを育てるのは母親だけとは思いません。

ましてや、成長をするのは保育園のおかげだけでもありません。

 

ご家庭と保育園、そして地域で子どもは育てられていくものです。

 

今回のニュースで、保育園に不信感を持たず、今一歩寄り添って頂きたいというのが私の願いです。

 

保育士の方たちは、誰もが子どもが大好きです。

だから、低賃金でプライベートの時間が削られると分かっていても、保育士という職業を選んでいます。

 

目に見えない現場が心配と思われる保護者さんもたくさんいると思います。

でも、現場ではみんな精一杯に職務を全うしています。

 

どうか、こんなニュースがあったからこそ、みんなで手を取り合って子どもの生活を守っていきましょう。

 

 

ここまでお読み頂き本当にありがとうございます。