はんすぷらいふ

はんどすぷりんぐしながら進む、わたしの毎日◎ 保育士から異業種へ転職した経験/目的を掴むための人生の歩みについて綴っています☆°

【法律で親の体罰禁止】何がダメ?いつから?

体罰禁止が法律で決まる」

 

わたしは体罰否定派のため、今回の内容はそこまで驚くものでもありませんでした。

同じように体罰は否定派の方でも、「家庭内の子育てに例外はある」という考えの方はいらっしゃるようですね。

体罰が必要な場面ってあるんでしょうか?

 

今回の法整備に伴い、具体的にどういった内容になっているのか、という点もご紹介しながら体罰について考えてみました。

   f:id:hansplife:20191204140442j:image

 

体罰禁止の法律とは

近年、親の体罰から虐待となるケースが増え、子どもを殺めてしまう事件なども発生しています。

この深刻化を改善するべく「改正児童虐待防止法」として、体罰を法律で禁止する内容が決定されました。

改正児童虐待防止法は、しつけと称した虐待によって命を落とす子どもが後を絶たない中、対策を強化するため親がしつけにあたって子どもに体罰を加えることを禁止しています。

出典:虐待防止へ 体罰禁止ガイドラインの素案提示 | NHKニュース

具体的な内容

この法律は、2020年4月に施行されます。

また、厚生労働省が定めるガイドラインによると

苦痛などを引き起こす行為はどんなに軽いものでも体罰に該当する

とされています。

こんな事例が当てはまる

  1. 大切なものを触ったため長時間正座させる
  2. 宿題をしていないため夕飯を与えない
  3. 友だちを叩いたため同じように叩く
  4. 他人のものを盗んだためお尻を叩く

このような内容が「苦痛を引き起こす行為」として禁止される体罰にあたるとのことです。

抑止のための行為

お子さんを危険から守るためのやむを得ない事柄は「抑止のための行為」として「体罰」にあたらない可能性が高いようです。

道路に飛び出しそうになったため腕を引っ張る、といったことや、火を触りそうになったため体を突き飛ばす、という例が当てはまるかと思います。

 

しつけに体罰は必要?

このニュースを知った街の声を特集している番組を見ました。

その中には「時には体罰も必要」という意見もチラホラ。

 

わたしには子どもがいません。

子どもと関わる経験といえば、保育士として3年間働いたのみです。

そのため、わたしの意見は綺麗ごとに聞こえるでしょう。

それでも、わたしは主張します。

しつけに体罰は必要ではない

 

保育士として子どもと向き合う時に、手をあげるなんてもってのほか。

それは、どの保育園で働いている方も同じはずです。

 

子どもの育て方や教育方法は様々ありますが、罰を与えず向き合う方法はいくらでもあります。

それでも、罰を与えずにいられない状態になってしまった大人は、立ち止まるべき場面で立ち止まることができずに爆発してしまっているのではないでしょうか。

 

ひとりで悩まないで

体罰を与えたいと思う人は誰もいません。

ギリギリの環境や精神状態に追い込まれ、引き起こされてしまうのだと思います。

 

また、法律が整ったことによって、自分の行為が体罰にあたるのか不安になる方もいらっしゃるはず。

子どもを育てる上で、しつけはもちろん大切です。

「寒いのに、靴下をはきたがらない」

「晩御飯の時間なのに、ご飯を食べたがらない」

そういった状況で、本来するべきことができない、というのは体罰ではありません。

本来望んでいる生活が、子どものイヤイヤ期などで行えないことはよくあります。

 

追い込まれるまで悩まないで、ぜひ周囲の方に相談してください。

今の時代、SNSやインターネットでも気軽に相談はできます。

明確な解決がすぐにできなくても、共感を得るだけで心は一時的に楽になるものです。

 

子育ては学ぶもの

 以前、保育士の視点から見た、保護者の成長を感じた話を書きました。

www.hansplife.work

 その記事内でもご紹介しましたが、子どもができて、自然と母親や父親になれるというわけではないと考えます。

物理的に親という存在にはなりますが、子育てについて考え、学びながら子どもと向き合うことで、母親や父親になっていくものだと、保護者の方々を間近で見て実感しました。

体罰といった方法以外で、子どもを育てていく学びも必要なはずです。

 

今回の「改正児童虐待防止法」は子どもを守る大切な法律だと思います。

かわいい子どもたちを、社会全体で、安全に健やかに育てていける未来であるよう、わたしも強く願います◎