はんすぷらいふ

はんどすぷりんぐしながら進む、わたしの毎日◎ 保育士から異業種へ転職した経験/目的を掴むための人生の歩みについて綴っています☆°

はんすぷらいふ

M1優勝のミルクボーイが変身した

人間は、変身願望が強いと思う。

だから、アニメや漫画などの世界観が広く受け入れられ、好まれるのだろう。

二次元の世界以外でも、ハロウィンや結婚式など、特別なイベントにおいて衣装を身に着ける習慣からも考えられる。

 

と、第三者ぶってみましたが、わたしも変身願望はとても強い。

日々ブログを書いていると、その変身願望が派生したことによるイベントごとや、願望が歪んだが故に起こってしまったニュースなどに直面する。

 

年の瀬にも、それが現れているんではなかろうか?

 

 

変身したミルクボーイ

2019年があと1週間で終わろうとしている。

昨日はM1グランプリが放送され、いよいよ1年が終わることを実感した。

優勝したミルクボーイは、今日から生活が一変したことだろう。

しかし、優勝した瞬間に2人は困惑した顔をし、手を左右に振ってはしきりに「これは夢」と叫んでいた。

 

M1で優勝した芸人さんは翌日から多忙を極め、1年間はほぼ休みがないと毎年よく聞く。

それは、お笑い界でヒーローになったと共に、世間から芸を求められる結果だろう。

わたしはミルクボーイを全く知らなかったし、ぺこぱかかまいたちのどちらかに優勝してほしいと、なんとなく思っていた。

 

それは、生活が一変した世界に対応していくミルクボーイの2人を想像できなかったからかもしれない。

 

売れてスターになる人は、なんとなく売れる顔をしている、とよく思う。

芸能界にあまり詳しいわけではないが、今まで見てきたバンドマン達はだいたいそうだった。

同じ照明を浴びていても、光の受け方が違い、その光をうまく反射する顔をしている。

加えて、瞳の力がなんか違う気がする。

 

そういった意味では、高評価だったからし蓮根も、まだ売れる顔じゃない、とそんな風に思った。

見取り図は、去年売れそうにない顔をしていたが、今年は光をよく吸収する顔立ちをしていたように感じる。

 

だけど不思議なことに、今日のニュースで映る、優勝後のミルクボーイの写真は変わっていた。

顔がつややかになり、瞳が変わっていた。

「変身したんや」

私はそう思った。

 

変わっていくことに順応し、変わることへの覚悟を決めたんだと分かった。

カッコよかったなー。

 

12月にM1がある意味

この年の瀬にM1が放送されるのは、どういった意図かは知らんけど、私はいいと思う。

 

学校や会社では、年度初めは4月なことが多い。

しかし、暦では一年の始まりは1月で、生活の集大成は毎年12月となっている。

人は、一年の始まりとなる1月に今年の目標を立て、12月に振り返りをする。

この振り返りの時期に、M1があるのは、無意識に国民を前向きな気持ちにしていると感じる。

もちろん、私自身もだ。

 

貧乏の象徴のような職業のお笑い芸人。

認められた一握りの人が売れて成功し、生活が潤う。

それが、M1グランプリという一年に一度の舞台によって変身することができる。

しかも、やりたいことで成功を掴む大きな幸せだ。

 

この、誰でも手にすることができるような幸せの瞬間を見せてもらうことは、とっても貴重だ。

お笑い芸人になろうと思っていなくても、今の生活を変えることができる気がする、といった勇気すら湧いてくる。

そのふわふわとした夢を見ながら、仕事納めをして、うきうきしながら新年を迎える。

これは、ポジティブにならずにいられない。

 

現に、2019年のM1出場応募者は過去最多だったそうだ。

それは、2018年に最年少で優勝した霜降り明星の優勝という軌跡が引っ張り上げたこと。

ミルクボーイ自身も、後輩である若手が優勝したことから奮い立たせられたと語っていた。

今年も、ほとんど無名でテレビで漫才をすることすら初めてだったミルクボーイが優勝した。

「やれば自分もできるかもしれない」

きっと、今年も奮い立たされたお笑い芸人はたくさんいるはずだ。

 

新しいことを始めるなら新年から。

気合を入れ直すなら新年から。

M1を見て、そんな風に思いながら年を越すことができる。

12月に放送されるのは、来年へ向けてエールを送る意味があると思う。

 

年を越して変身する

本来、年を越して変わるのは暦だけだ。

人間は日々成長しているが、暦が変わったからといって突然アップデートされることは何もない。

それでも、新年を迎えると何かが変わった気がする。

 

ずっと捻くれて生きてきた私は、浮かれた新年の雰囲気が好きではなかった。

きっと、変わることができない自分自身に苛立っていたのだろう。

 

しかし、ここ数年は思いっきり年末年始を浮かれて過ごすようにしている。

特にどこかに行かなくても、心落ち着く人と一緒に家でぬくぬくテレビを見る。

たったそれだけでいい。

あわせて、年が変われば勝手に自分がアップデートされる、ということにしている。

人間って不思議なもので、思っていれば叶うことが意外とあるもの。

 

別に、大きく何かが変わる必要はない。

変わろう、と思うことが大切なのだ。

ミルクボーイだって、優勝したばかりですぐに大きく変化したわけではないけど、心の持ち方だけで変身した。

 

特別なことはなくたって、2019年という長い一年を必死に生きてきた。

仕事に行くだけで、もうそれはとても頑張っているし、ご飯を作ったり身なりを整えたり、ささやかながらの努力を日々重ねている。

そういった自分の変化に気づきにくいだけで、1年を総じてみれば必ず変身できているのだ。

そんな風に私は、自分に甘くなって認めてあげることにした。

 

 

変身したミルクボーイには、大きな拍手を送りたい。

会場の誰も、最中を食べたいと思っていないって言ってたけど、今日は日本中で最中もコーンフレークも売れまくっていることだろう。

M1とお笑い芸人のみなさん。今年もエールをありがとう。